- 稼動状況に応じた的確な仮想化環境を
構築することでインフラ全体を最適化します。 - 仮想化技術を用いシステムの柔軟性や拡張性のさらなる向上、優れた可用性、TCOの削減を実現することができ、お客さまのインフラ全体を最適化します。 また、自社内のシステムをクラウド化することにより、コンピュータリソースの最適化と運用の効率化を実現します。
サーバー仮想化の特徴とメリット
サーバー統合によるコスト削減
業務で使用するシステムごとに求めたられるサーバー要件(OS等)が異なり、1システムに1サーバーといった環境にはなっていないでしょうか? 仮想化技術では、異なるOSのサーバーでも、仮想サーバーとして構築できるため、すべてのサーバーを1台の物理サーバーに統合することが可能です。これにより、運用、電力、設置場所等あらゆるコストの削減を実現します。
リソース共有による有効活用
業務で使用するサーバーは実質平均10%程度(運用方法により異なります)のCPU使用率となっております。これは、システムが処理を行っている時のみCPU等に負荷がかかり、それ以外はほとんど負荷がないことを示しております。負荷がかかる一時のために、システムが推奨するハイスペックのサーバーを用意しているということはないでしょうか? サーバー仮想化では、実際の処理を行うCPUやメモリリソースを共有し、必要としている仮想サーバーに対し、必要な分だけを割り当てるといったことが可能なため、無駄が発生しません。つまり4台の物理サーバーを統合しても、4倍のスペックを要した物理サーバーを用意する必要がありません。
システムの延命
古いOSのサーバー上で稼働しているシステムがあるが、サーバー自体がいつ壊れてもおかしくない。サーバーを買い換えたいが、古いOSが搭載されたサーバーが手に入らない。といったことはないでしょうか? 仮想化技術を利用すれば、最新の物理サーバー上でも古いOSを稼働させることが可能です。これにより、古いシステムの延命が可能となります。
システムの冗長化
仮想サーバーの処理中に障害が発生した場合に、別の物理サーバー上の仮想環境にダイナミックにスイッチすることが可能です。ハードウェアの冗長化はもちろんのこと、仮想化の冗長化を構築することにより、耐障害性の高いシステムを構築することができます。
仮想化のポイント

現在稼働しているサーバーをどのようなものでも仮想化すればいいかというと、そういうわけではありません。 まずは、どの物理サーバーがどのような役割をしており、どれくらいの稼働をしているか等の現状調査が必要となってきます。その調査結果より、コスト、パフォーマンス、リスクを十分考慮した上での仮想設計が重要となります。
お客さまの稼働状況に応じた適切なアセスメント
適切なアセスメントを行うことで効率よく導入ができ、失敗のない的確な環境をご提案することができます。
稼動条件に応じた適切なバックアップ設計
システムの稼動条件に応じた適切なバックアップをとることが重要です。 リカバリー方法に従いデータ管理を行います。
適切な稼動監視設計
統合化されたサーバーには数多くのアプリケーションが稼動しており、適切な稼動監視によるアラーム通知が必要になります。
仮想化サーバーの保守と運用サポート
仮想化サーバーの運用には稼動するソフトウェアやハードウェアに対する保守・運用サポートが必要になります。下記のようなことでお困りであれば、一度仮想化を検討する余地はあるのではないでしょうか?
- サーバー台数が増加し、保守費用、電気代、設置スペース、騒音等問題が増えている。
- 月次処理、年次処理等限られた期間しか使用しないサーバーが存在する。
- 古いOSで稼働するシステムが存在し、老朽化によるハードウェア障害等の不安を抱えた状態である。
プライベートクラウドの特徴とメリット

クラウドコンピューティングとは一般的には「インターネット経由で提供または利用する形態」のことを指します。従来、自分が所有しているパソコンの中に保管していたアプリケーションやデータ等をインターネット経由でアクセスできるネットワーク上に置き、いつでもどのパソコンからでも利用できるようにしたものが一般的なクラウドです。このようにクラウドコンピューティングでは、コンピュータを物理的に意識することなく、ソフトウェアやハードウェアが利用できます。 クラウドコンピューティングには次の2種類の言葉で使い分けされています。
パブリッククラウド
一般に、「Google Apps」や「Amazon EC2/S3」「Windows Azure Platform」といった、誰もが使えるサービスのことを指します。
プライベートクラウド
企業が自社内でクラウドシステムを構築し、自社や企業内の部門、グループ企業などで専有して利用することを指します。プライベートクラウドは、企業内でクローズしているため以下のメリットがあります。
- 企業内のセキュリティポリシーの実現が図りやすい。
- 運用管理の効率化が図りやすい。
プライベートクラウド構築のポイント
ロードマップの策定
クラウド化を前提とし将来的なビジョンを踏まえたプライベートクラウド構築のロードマップを策定します。
インフラ構築
企業内の環境を最適化し効率的な運用に向けたインフラを構築します。
業務プロセスの最適化
対象となる業務プロセスを見直し業務運用全体の最適化を図ります。
クラウド化システムの構築と実装
プライベートクラウドシステムを構築し実装します。